相場の宿命~陳満咲杜の力透紙背
結局は相場次第 (3月7日更新)
2016年3月7日 FX相場の宿命~陳満咲杜の力透紙背
先週末、英ポンド下げ一服の可能性を指摘、安値追いに慎重すべきだと主張していた。結果的に今週に入ってからポンドが継続して切返し、昨日までポンド/ドルは四連陽、ポンド/円は三連陽を達成、それぞれ1.4193や161.29を打 …
2016年は裏切られる年である (2月26日更新)
2016年2月26日 FX相場の宿命~陳満咲杜の力透紙背
2016年は多くのアナリストやストラテジストにとって受難の年となり、またウォール街に限らず、金融業界に身をおく所謂プロらが自身喪失の年でもあろう。何しろ、あの天下のゴールドマンサックスがただ6週間足らずで2016年ベスト …
2016年は中央銀行受難の年(2月21日更新)
2016年2月21日 FX相場の宿命~陳満咲杜の力透紙背
黒田ラインの健在をしている。当然のように、すでに大きく割り込んだ以上、それは支持ラインではなく、抵抗ラインとして意識されるはずだ。実際、ドル/円は16日114.87までリバウンドしたものの、足許再度112円台へ反落、明ら …
「すべて日本のせい」だ (2月12日更新)
2016年2月12日 FX相場の宿命~陳満咲杜の力透紙背
黒田日銀総裁のお掛け様で、筆者の「春」はどうやら大分早くきたようだ。というのが、 前回コラムでは桜が咲く頃、ドル/円の110円打診を予測していたが、昨日一時111円割れを果たしていたから、桜が咲いてもよいかと思っていると …
王様が裸だ(2月8日更新)
2016年2月8日 FX相場の宿命~陳満咲杜の力透紙背
ミセス・ワタナベは日本個人投資家の渾名であるが、先週よく眠れない日々を過ぎしてきたでしょう。株安に円急騰、日銀がマイナス金利を導入した間もないだけに、ショックも大きいかと推測される。 前回コラム、筆者が強調していた、マイ …
ソロス、孫子兵法&日銀決定(1月29日更新)
2016年1月29日 FX相場の宿命~陳満咲杜の力透紙背
前回の記事、猫も杓子もソロス、ソロスと騒いでいる間、危機は一旦緩和といった見方を示したが、すくなくとも現時点(日銀決定待ち)では筆者の想定通りの展開だ。ドル/円もダウ指数も日経平均も一旦リバウンド、ベアトレンドにおけるス …
目先はオーバーシュート (1月23日更新)
2016年1月23日 FX相場の宿命~陳満咲杜の力透紙背
世界金融市場はベア一色に染まられた。上海株は昨年安値を一旦更新、ダウ指数は昨年8月安値に迫り、日経平均は1万6千大台の打診をうかがった。世界範囲のパニック相場、二つ相場の値動きに象徴され、これからも油断できない展開。 ひ …
チャイナリスクの深層 (1月17日更新)
2016年1月17日 FX相場の宿命~陳満咲杜の力透紙背
新年に入ってから世界金融市場の反乱が続くいています。そのキーワードはチャイナリスクと原油にありますが、コインの裏表と一緒、基本は一緒だと思います。 原油価格は中東問題と絡むが、基本的に世界景気後退の懸念が強いから値下がり …
円高はまだ序の口 (1月8日更新)
2016年1月8日 FX相場の宿命~陳満咲杜の力透紙背
新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 さて、新年早々、筆者の予想通り、中国発の混乱が世界金融マーケットに直撃、円高市況をもたらしました。実際、筆者は中国から帰ってきたばかりで、この間中国で初の …
ウォール街の見方が分かれるだからこそ、安心感がある。(12月21日更新)
2015年12月21日 FX相場の宿命~陳満咲杜の力透紙背
市場の予想通り、先週米利上げが行われました。9年半ぶりでありますが、大分時間をかけて市場に浸透してきただけに、無風通過というか、決定直後米株の上昇で見られるように、「一件落着」ということでマーケットに歓迎されたと言えます …