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 今週相場は、月曜日が本邦とNY、トロント市場が休場。NY証券取引所は開場しているが、薄商いからスタートしそう。
 
 総じてもみ合いの展開が続きそうだが、焦点は資源国・オセアニア通貨の買い戻しが継続するかとなるが、ただ、中国の重要な指標があることで、またぞろ中国懸念がリスク。中国では9月貿易収支、9月消費者・生産者物価指数が発表される。恐らく良い内容とは思われないが、こういった悪材料を無事にこなせるのか大きな焦点となる。

 一方米国では、既に12月の利上げさえ危ぶむ声が聞こえるが、米8月小売売上高や生産者・消費者物価指数の発表があることで、消費者マインドの状態を見る形となる。その他ユーロ圏では、独10月ZEW景気期待指数、英国では9月雇用統計、豪州も9月雇用統計などの発表があり、数字に揺れるだろう。

 株価面では、米銀を初めとして、企業決算が高水準になることで、引き続き相場は株価に一喜一憂する展開が継続する見通しとなる。