本日は、日本時間午後9時30分に4月の米雇用統計(予想:失業率5.0%、非農業部門雇用者数20.0万人)の発表が予定されています。米雇用統計の発表待ちとなっており、どういう結果になるかは、実際米雇用統計が出てみないことにはわかりません。

しかしそういう状況にありながら、波に乗り遅れたくないと、発表前からポジション持って待ち構えているマーケット参加者は少なくないと思います。

そうしたマーケット参加者の心理を「儲け損なう恐怖」と呼んでいます。

つまり儲けのチャンスを逃してなるものかと、発表前に前もってポジションを持つことで、当たれば利益は大きいですが、外れれば損失も大きくなります。

しかし、儲けるチャンスは、経済指標発表のような、どちらに出るかわからない時よりは、普通のマーケットの時にこそ、儲けるチャンスは多くあるのだと思います。

ですので、ここで相場に入らなければ、次のチャンスはもうないと、自分を追い込むのではなく、伸び伸びとトレードが出来る環境を、自分自身が、自分のために作ることが大切だと思います。

それが、わかってくると、米雇用統計発表や、日銀の金融政策決定会合の結果発表のような極めてリスクが高い時に敢えてリスクを負う必要がないことが自ずとわかってくると思います。

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