本日は、日本時間午後8時45分にECB理事会の金融政策決定(予想据置)、午後9時15分に5月のADP雇用統計(予想17.5万人)、午後9時30分に週次の米新規失業保険申請件数(予想27.0万件)の発表が予定されています。

尚、午後9時30分頃からドラギECB総裁の記者会見があります。

ドル/円は、安倍政権への不信からリスク回避の円買いが強まりました。

しかし、108.93近辺の25日移動平均線のサポートを完璧には突破できず、安値圏で揉み合いとなっています。

気になるのは、このドル/円の下げを受けて、EUR/USDが一本調子に上昇して(ドル売り)いることです。

なぜなら、今晩、ECB理事会がありますが、金融政策の変更の可能性も低いとはいえ、ないとばかりももちろん言えないからで、もしECBが抜き打ち的に追加緩和をしたらEUR/USDは急落し、あおりを食って、ドル/円は110円ぐらいまで軽く戻してもおかしくはないと思うからです。

今日は、ECB理事会のほかに、ADP雇用統計と米新規失業保険申請件数の発表、そしてドラギECB総裁の記者会見があります。

明日は米雇用統計、そしてISM非製造業景況指数の発表が続きます。

相場をじっくり見ることが大事だと思います。

この続きはメールマガジン「FXマーケットフォーカスト」にて。