本日は日本時間午後9時30分に週次の米新規失業保険申請件数(予想26.1万件)の発表が予定されています。

EUR/USDは、日本時間午前3時、つまりFOMCの決定が発表されてから、利上げなしでドル売りになりユーロは急騰したものの、その後も下値を切り上げているところを見ると、まだショートだと思います。

4時間足で見ますと、1.1080近辺がレジスタンスになっていますが、それを超えてくると、7月15日に大陰線が出現した起点である1.1120あたりまで、あるいは、場合によっては1.1140近辺まで上昇する可能性があります。

ただし、週足で見ますと、2015年2月からの横ばい相場の中での動きに限られ、若干下げトレンドにはなっていますが、まだはっきりとしたものではありません。

個人的には、2014年5月から2015年2月までの下落トレンドが、2015年2月以降、いったんの踊り場を形成しているだけで、改めて下げ始めるものと見ていますが、なかなかレンジブレイクまでは至らず、気の揉むところではあります。