日銀は先月29日の会合で「ETF買い入れ3.3兆円→6兆円へ増額」という質的緩和拡大のみを発表しました。ゼロ回答では無かったものの、市場では「時間稼ぎ、繋ぎ。」と言われています。

日銀は次回会合(9/20-21)にて、マイナス金利付き量的質的金融緩和の「総括的な検証を行う。」と発表しています。

手詰まり感から行う検証ですから、過度に新しい政策が出ると期待するのは禁物でしょう。

9月に期待で円安になった場合には、この総括的な検証の結果も見ながら円買いポジションを取ってみたいところです。

いずれにしても日銀は役目を終えつつあり、強力な円安+株高を演出して来るとは考えないほうが無難でしょう。