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日々の日経平均は依然として乱高下激しく、6~7月頃の上海市場のようで、つまり「カジノ化」している様相です。500円程度は誤差の範囲であり、しかも突如180度転回してそれくらいの値幅が動く相場です。このような相場はリーマンショック直後にも見られました。

日々の値動きは予測不能の荒さですが、週単位でトレンドを見れば、先週は下落転換した先々週の流れを引き継いで、月~火曜(29日)の2日間で▼950円安下げました。この時一時1万6,901円と新安値も更新しました。その後週末までに+794円反発したものの、週間ベースでは▼155円安と3週続落です。以上から下げトレンドは継続しているという判定になりますが、今週も反発の流れが続き、フォロースルーを確認すれば、すぐにでも上昇転換となりえる位置でもあります。

10月2日(金)時点の日本市場は、上昇転換とするまでの明らかな特徴見られず、下落観測のまま週を終えました。しかしその夜の米国が上昇転換し、前述のように夜の日経平均先物も17,245円まで急落したのち、シカゴ版の先物終値は17,875円と、大引け時の水準をも超えるほど劇的なリバーサルを見せました。

大変強気な形であり、日本株も「上昇転換」としたいのですが、トリッキーな先物で判定する訳にも行かず、判定を据え置いています。ただ、なんとなく10月5日(月)に日本株も強く上昇し、その日か遅くとも週前半に上昇転換確定となる可能性が高いとみています。

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