先週は、ECB(欧州中央銀行)による追加緩和の示唆や中国の利下げなど、金融緩和策再確認で、ドルが大幅上昇、そして商品は大幅安、株高となりました。

日本株も週間+534円高で終値を1万8,825円とし、2ヶ月の高値水準まで回復しました。 

10月7日以降の日本株を見ると、前日より売買代金を一定以上増やして上昇した日は4回、逆に下げた日はゼロ回で、上昇トレンド時の特徴が出ています。

また中国市場引け後には利下が発表され、一層緩和ムードが高まりました。

さらにナスダック指数の大きなウェイトを占める銘柄の好決算が市場を後押し、米国株は大幅高。
 
ECBの追加緩和示唆、米国市場の大幅高を受け、ドル円相場も121円台へと円安に戻りました。
 
米国利上げ観測により金融緩和ムードがなくなっていた市場が一転した模様です。
 
ただ、今週はFOMC(27~28日)、日銀金融政策決定会合が控えており、高値位置では動きにくいかと思われます。
 
短期的には過熱域にあり、そろそろ一旦の調整があってもおかしくないところですが、上昇トレンドの流れは変わらないと思います。
 
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