こんばんは、小池です ★
今日の日本株市場は3営業日ぶりの反発となりました。
これはドイツ銀の社債(54億ドル相当)買戻しの発表によって
金融株が中心に買われ、欧州株式市場は上昇、
その流れが日本株市場に波及したと伝えられています。
 
ただ、これには注意が必要です。
ドイツ銀行の1兆7000億ユーロというバランスシートから見ると
買い戻し額はごく小さなものですし、
 
それに、マイナス金利による悪影響を受けているからです。
収入の約75%を預貸の利ザヤで稼いでいるというドイツ銀行の金利収入は
マイナス金利によって、2007年の4190億ユーロから、
2014年には2040億ユーロに落ち込んでいます。
 
さらに、資源価格の下落は止まらず、資源企業の破たん懸念が融資元の焦げ付き懸念となります。
 
こういうわけで欧州銀行株は年初から30-40%も下がったのですが、
12日の上昇が10%程度だったことを考えると
反発は一時的なものにすぎない可能性があります。
 
また欧州の金融不安がぶり返すと ユーロよりは 円に買いがより向かうことになります。
11日に一時110円台まで円高が進行したドル円も、
今日は114円台に戻る展開となりましたが、
今後もそういった意味でも、警戒してみておく必要があります。
 
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