先週発表されたコア消費者物価指数(CPI)は前年同月比2.3%の上昇。
そして製造業生産指数は前月比0.2%と上向きに転じています。
例えば、3月NY連銀製造業景況指数は+0.62と市場予想の▲10.5を、
またフィラデルフィア連銀指数は+12.4と▲2.8を大きく上回りました。

ポジティブな雇用統計を含め、米利上げを正当化する内容が発表されているにも関わらず
利上げペースは緩やかなものとなりました。
実際、年4回を予定していた今よりインフレ率が悪い12月よりも緩やかなものになったのです。

調子付いたところに株式市場を後押しする内容でダウは200日線を回復、続伸しています。

今夜はマークイット製造業PMIが発表されますが、こういった製造業指数が軒並み堅調となると、
さらに経済懸念が後退し、株式市場は堅調な動きとなります。

しかしながら、米経済はエコノミストの予想以上に回復しており、
インフレ抑制が必要になる見方もできます。

21日にはロックハート・アトランタ連銀総裁、ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁が
4月利上げの可能性を排除しなかったことが意識され、ドル高方向へ傾きました。

こうしたインフレ抑制の可能性を市場にじりじりと織り込ませるやりかたは
昨年の米利上げ決定までの間もされてきました。

利上げペースについても世界経済を思いやって緩やかなものとすることで
インフレの過熱を防ぎながら景気は軟着陸。
そして時にはヤっとさせることを繰り返すという、株式市場に
大きなショックを与えないやり方をしてくる可能性が高いと考えられます。

急なインフレ抑制は急なドル高>>原油安>>新興国懸念>>世界株安と
なりうるからです。

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