LINEの魅力的事業

こんばんは、小池麻千子です。

本日華々しく上場したLINE、様々な分野を展開していますが
その中でもネット広告分野に注目したいと思います。
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2015年通期業績では、売上高が40%増の1207億円でした。
サービス別割合を見ると、
「コンテンツ41%、コミュニケーション24%、広告30%、その他5%」

これが、2016年1-3期には
「コンテンツ35%、コミュニケーション22%、広告35%、その他6%」
と広告のウェイトが高くなっています。

【分野別の内容】
コンテンツ:LINE GAME、LINE MUSIC、LINE プレイ、LINEマンガ、LINE占い、LINE LIVE、LINE TV
コミュニケーション:スタンプ、着せかえ、LINE Out
広告 :LINE関連広告、ポータル関連広告
その他:LINE FRIENDS、LINE Pay、LINEバイト など
その他営業収益:仮想通貨実行利益

(普段何気なく利用していますが、サービスが増えていて驚きます。)

広告のウェイトが前期末から5%拡大していることに眼が行きます。
同社では2015年12月からLINEnewsのタイムライン上に(広告とはわからない)
インフィード広告を配信しており、それが好評となっていると言います。

---ここでネット広告について話したいです。---

企業は広告を見てもらうために色々やってきましたが、
バナー広告はもう見向きもされない事もおおく、検索エンジン型広告も無視されがち
メールマガジンは開いてもらえない・・・
こんな悩みを解決するのがインフィード型広告で、ネット広告のトレンドとも言えます。

さらにDMPを活用すれば、データ解析でより属性・興味に合った広告の配信がかないます。

つまり、広告を「枠」ではなく「人」に対して配信できるので、
広告と人とのマッチングがよりマッチするのです。

Facebookをはじめ、Yahoo!やGoogleなどあらゆるWEBで運用されています。

この、ネット広告市場というのはとても成長していて、
15年は前年比10%超えで伸びたのですが、このうち運用型、
つまり個人に向けた広告はその倍の成長をしました。

その背景には、スマホの普及拡大とSNSの多様化・普及があります。
SNSというのは個人特性が出やすいので運用型広告のニーズは今後も拡大すると思います。

同社では連結子会社M.T.Burn (エム・ティ・バーン) が保有する
スマートフォン向けネイティブ広告プラットフォーム「Hike(ハイク)」を基盤に
属性・興味にマッチする広告を配信します。

ちなみにM.T.Burn (エム・ティ・バーン) は、フリークアウトというDSP企業が
LINEに株式を49.51%売却した企業で、提携関係にあります。
株価は急伸していたのですが、出尽くし感で急落してしまいました。

ただ、個人的には今後、株価が下がりっぱなしにはならないと思っています。
ネット広告というのは広告枠をオークションみたいに買って(一瞬で)、
それをネット広告代理店に渡しているのですが、(簡単に言えば)、
LINEの広告枠を一人占めできる契約になっていて、
収益化の拡大可能性が大きいと思うのです。

話がずれてしまいました。

もう今はスマホの方がパソコンよりもネット閲覧時間が長くなっていますから、
スマホ親和性の高いLINEは訴求効果の高い広告媒体だと思います。
もう一つ加えると、スマホは一人一台ですから
パーソナライズ化された広告を配信することができると思います。

課金型のサービスでの売上構成比が高かった同社ですが、
広告の売上は今後も伸びていくのではないでしょうか?

【LINEの月間アクティブユーザー数(MAU)】(2016年3月末)
世界全体:約2億1,840万人
このうち主要4カ国(日本、タイ、台湾、インドネシア)で、
約1億5,160万人
世界全体では前年同期比7%増と伸びが鈍化しているようですが、
一方インドネシアや中東地域が牽引する主要4ヵ国の伸びは23%の大幅増となっています。

特にインドネシアでMAUが急拡大していて、中東地域でも伸びているとのこと。

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