1.ラオス・カンボジアノーロードファンドの2大特徴
【特徴1】 株式市場開設当初の上昇を狙えるカンボジアのIPOを狙います!
カンボジア証券市場が2011年7月に開設予定です。ラオスやベトナムもそうでしたが、株式市場は取引開始直後、株価は需給の関係で急騰する傾向があります。
□ベトナムVN指数の取引開始来、2001年末までの推移
□ラオス総合指数の取引開始来、2011年5月5日までの推移
これらの例を考えると、2011年7月にオープンを控えるカンボジア証券市場のIPOにも大きなチャンスがあると言えると思います。
カンボジアのIPOの取得は非常に困難ですが、ベトナム株情報の協力のもと、カンボジア最大手銀行の子会社であるACLEDA証券を通じ、獲得を目指します。
□ACLEDA証券とは
証券会社名 | ACLEDA securities Plc. |
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所在地 | 61 Preah Monivong Blvd., Sangkat Srah Chork, Khan Daun Penh,Phnom Penh, Kingdom of Cambodia. P.O. Box: 1149 |
資本金の額 | 60億カンボジア・リエル(KHR) = 約150万米ドル |
設立年月日 | 会社登記日2010年3月1日、ライセンス取得日2010年10月20日 |
事業内容 | Brokagage, securities advisory |
株主の状況 | ACLEDA Bank 100% |
※ 親会社のACLEDA Bank について
- ACLEDA Bankはカンボジア最大手銀行で、預金残高シェア60%、貸付残高シェア90%と同国で圧倒的なシェアを獲得。
- 2011年2月末時点の社員数は約7,000名、支店・出張所数は234か所。海外店舗はラオス国内に12店舗。
- 株主構成は2010年6月時点でACLEDA NGO(同行の創立株主であるマイクロファイナンスを主事業とするNGO – 39%)と社員持株組織(ASA – 19%)がカンボジア資本で51%、世界銀行傘下の国際金融公社(IFC – 12.25%)、ドイツ投資開発銀行(DEG – 12.25%)、ジャーディン・マセソングループ企業(12.25%)、Tridosinvestment management傘下の3つのファンド(12.25%)が外国資本で合計49%。
【特徴2】もちろんラオス株のIPOや、既存上場銘柄の大幅下落後もチャンスがあれば狙っていきます
もちろんカンボジアだけではなく、今後実施されるラオス株のIPOや、既存銘柄が大幅に下落して、チャンスとなれば狙っていきます。
これからラオス株はまだまだ下がるのではないかと思います。なぜならカンボジア市場が開設すれば、資金がカンボジアに流れると考えられるからです。
前述にもあるように、ラオス株は取引開始後に急騰しました。しかし、現地の様子を見ていると、中国やベトナム、タイからの資金が株価上昇のエンジンになったのではないかと思われます。ラオスは人口自体が少なく、さらに開設間もない株式市場に実際に投資した人となると、首都のごく一部の人たちだけだと思われます。実際のところ、株式市場開設後、4ヶ月間、中国からの個人投資家や法人投資家の割合は多く、合計で約1000人に。海外投資家と国内投資家の売買の割合はほぼ拮抗しているということですが、海外投資家の中では中国が1位となっています。そしてこれから、ドル化が進んだ、そしてより人口の大きなカンボジアで株式市場がオープンということになれば、そちらに資金が流れるのではないかと推測されます。したがって、今、ラオス株を買うのは得策ではないのではないでしょうか。
しかし、現在ラオスに上場しているEDL発電とラオス外商銀行(当初は外国人は売買できませんでしたが、現在は外国人も売買可能となりました)はラオスの中では優良企業ですし、業績成長率も高いです。ラオスの魅力は水資源、鉱山資源が豊富なことです。メコン河の上流なので、数多くのダムを作ることが可能であり、実際に外国にも電力を販売しています。したがって、EDL発電は面白い銘柄だと思います。また、ラオス外商銀行はラオスの最大手の銀行であり、直近の業績も堅調です。
たとえば、ラオス外商銀行が2011/5/26の終値から、あと約70%下がれば、2011年第1四半期の配当性向は50%ですので、同社の業績がもしも計画通りにいき、配当性向が50%のままなら、2011年の予想配当利回りは20%近くになる計算となります。もちろん、今はまだそこまで下がってませんが、需給の関係からそこまで下がる可能性は十分あると思います。本ファンドはそのような状態まで落ちてくるところがあれば、もちろん、ラオスの既存株も狙っていきます。
なお、ラオス株についてはラオス外商銀行の子会社であるBCEL-KT証券を通じて売買する予定です。
<ラオス>
証券会社名 | BCEL-KT securities company |
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所在地 | 7th Floor, Lao Securities Exchange Building, Khampaengmouang Rd,Xaysetha District, Lao PDR |
資本金の額 | 1000億ラオス・キープ(LSX) 約1,240万米ドル |
設立年月日 | ライセンス取得日 2010年12月24日 |
事業内容 | Brokagage, securities advisory |
株主の状況 | Banque Pour Le Commerce Exterieur Lao (BCEL) 70%, KT ZMICO Securities(タイ) 30% |
親会社のBanque Pour Le Commerce Exterieur Lao (BCEL)について
- BCELは中央銀行為替部門が法人化して設立された元国営銀行、2010年に株式会社化、2011年のラオス証券取引所開設で上場した2銘柄の1つ。ラオス最大手銀行で、預金残高シェア40%(2009年)。ラオス国内に支店・出張所約40か所。社員数約900名。
2.ファンド概要
名称 | ラオス・カンボジアノーロードファンド匿名組合 |
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商品分類 | 内国有価証券投資事業権利等に係る組合契約 (本出資持分に関しては、その取得の申込みの勧誘が金融商品取引法第23条の13第4項に規定する少人数向け勧誘に該当するため、当該勧誘に関し金融商品取引法第4条第1項の規定による届出は行われていない。) |
ファンドの特徴・投資対象等 | 1ラオス人民民主共和国(以下「ラオス」といいます。)のラオス証券取引所及びカンボジア王国(以下「カンボジア」といいます。)のカンボジア証券取引所(平成23年7月取引開始の予定)で取引している上場株及びIPO株式に投資します。短期間の売買による短期的売買差益の獲得よりも、投資対象を中長期間保有することでラオス及びカンボジア両国の長期的かつ持続的な経済成長の恩恵をストレートに享受し、これを匿名組合員に還元することを目指します。また、本匿名組合は、どのような企業にどのような視点から投資をしているかが分かる、透明性の高い運用を目指します。 |
設立年月日 | ライセンス取得日 2010年12月24日 |
営業者 | グローバルリンクアドバイザーズ株式会社 |
募集上限額 | 1億円 |
購入方法 | 原則として、インターネットでの契約申し込み |
購入単位 | 1口=10万円、3口以上1口単位 |
販売手数料 | なし |
申込期間 | 申込期間 2011年6月1日~2011年6月30日 投資資金の払込期限:6月30日午後3時まで |
契約期間 | 2年9ヶ月:2011年7月1日~2014年3月31日 (運用者の裁量で2年延長の可能性あり) |
会計期間 | 1年目:7月1日~3月31日 2年目以後:4月1日~3月31日 |
途中解約 | なし |
分配方針 | 匿名組合員は、出資割合に応じて、本営業から生じる利益の分配を受ける権利を有し又は損失を負担する義務を負います。ただし、利益の分配は、以下に定める金銭の分配の全部又は一部、最終償還金額の全部又は一部として、それぞれ支払われるものとし、匿名組合員は、かかる金銭の分配又は最終償還金額によらず、本営業の利益の分配を請求することはできないものとします。また、損失の分配の結果、匿名組合員に分配された損失累計額が本匿名組合出資の額を超過する場合においても、匿名組合員は本匿名組合出資額の範囲内でのみこれを負担するものとします。 |
ファンドの費用等 | 営業者に支払われる報酬は、以下により求められる金額の総額になります。
申込み時にご負担いただく費用等はございません。 |
ファンドの主なリスク |
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販売会社 | グローバルリンクアドバイザーズ株式会社 |
※ お申し込みの際には契約締結前交付書面(兼交付目論見書)、匿名組合契約書をよくお読みください。
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