日足で、ドル/円、クロス円は、長めの下ヒゲが出ており、こういう時は、往々にして反発することが多いと言えます。
ただし、目の前の相場を見てみますと、非常に動意が乏しく、それほどポジションがショートにも、ロングにも偏ってはいないものと思われます。
従い、ここで、テクニカル的に見て、下ヒゲが出たとばかりに買ってしまうとロングになり、逆に反落することになるように思います。
つまり、現状の相場では、それほど、ポジションがロングにもショートにも偏っておらず、買えばロングになって下げ方向に戻すでしょうし、売ればショートになって、上げ方向に戻すのではないかと見ています。
たぶん、111.00接近で介入警戒も既にあるため、思い切った売りが出て来なかったものと思われます。
こうなると、あまり介入を警戒するあまりに、下を試し切らないで、むしろ買ってしまうことになると、逆に下がりやすくなるように思われます。
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