本日は、日本時間午後9時に週次の米新規失業保険申請件数(予想26.5万件)、そして午後10時45分に3月のシカゴ購買部協会景気指数(予想50.8)の発表が予定されています。

私は、これからはじまる4月において、米系ファンド筋が、どう出てくるか、アンテナを張っています。

私の相場のストーリー(筋書き)としては、米系ファンド筋は、ドル/円に関心を示すだろうと見ています。なぜなら、2012年暮れから始まったアベノミクスでは、彼らはドル買いで大儲けしました。

しかし、その後、アベノミクスは期待に反して、GDPはマイナス、デフレも脱却できず、ほとんど成果が出ていないということです。

米系ファンドは、いわゆるモノ言う株主のようなものですから、日本という企業の業績が出ていなければ、日本をどうすれば困るかを突いて儲けようとします。

たとえば、外人の最近の日本株の売り越し額が過去最大になっているように、株では既に失望売りが出ています。

今後、ドル/円でも、モノ言う投資家として、ドル/円を大きく売ってくる可能性が十分あると思います。

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