26日ロンドン時間午前中のドル円相場は、104円台前半で推移しています。
参院選後に高まった、政府の大型景気対策と日銀の追加緩和への過剰期待(ヘリコプターマネー)が剥げ落ちています。
この後は実際に日銀がどのような政策変更を発表して来るか、政府経済対策の内容を見ていく事になります。
ドル円・クロス円中期(6か月程度)のイメージでは、アベノミクス再起動による「円安+株高トレンドの復活。」というシナリオはイメージしにくいでしょう。
どれほどのポジティブサプライズが出て来たとしても、市場への効果は一時的(半月程度)と見ています。
ドル円・クロス円は29日以降、戻り売りのスタンスで構えておきます。