こんにちは、小池です!
 
今市場は「景気減速懸念」に「金融引き締め観測」が加わり、不安定な状態です。
 
FOMCの利上げペースに不透明感がある限りは
悪材料の発生でバランスを崩してしまう環境になっています。
悪材料というのは、中国の経済減速懸念、元安・株価急落の不安、
原油安、ハイイールド債の下落、それにドル高による
アメリカ企業の収益悪化懸念など、盛りだくさんです。
 
先週も原油安に端を発する株価暴落が止まりませんでした。
 
原油の需要増を支えてきた中国経済の減速が原油安を引っ張り、
また上海総合指数は先週3000ポイントを割り込んで、
またその中国経済懸念が原油安に拍車をかけるといった、
負の連鎖が見られます。
 
また中国懸念は、資源や商品と直接関係のない産業や株式、
世界景気全体に影響を与えだしています。
 
日本株市場についても、ほとんどあらゆる指標が売られすぎを
示しているにも関わらず上がらない状態が続いています。
 
黒田バズーカ第2弾の発射された1万6千円台は割ってほしくない。
この防衛ラインを割り込むと黒田バズーカ第2弾の効果が
2015年始まって半年から数か月だったことになってしまいます。