本日は、日本時間午後9時30分に週次の米新規失業保険申請件数(予想27.1万件)、そして午後11時に9月のISM製造業景気指数(予想50.8)の発表が予定されています。

日足で見ますと、ドル/円は、相変わらず方向感が定まりませんが、EUR/USDが重くなってきています。複数の移動平均線からも相場が動き出すサインがでています。ある指標では動き出している、とも思えるサインがでています。

昨日、昔からの友人と久々に相場談義をしました。

彼は、元米銀東京支店のチーフディーラーで、結構鋭い相場観をもっていますが、彼が指摘したことで興味深かったのは、今年のEUR/AUDです。ヨーロッパ人は、結構、豪ドル投資が好きでかなりの資金がユーロ圏からオーストラリアに流れていました。しかし、それが反転し、ユーロ圏に戻ることが、起きているいうことです。まるで、中国の景気後退、そしてそれに伴うオーストラリア経済の後退、そして金融緩和を予見していたかのような動きをしています。

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