先週はECBドラギ総裁が12月追加緩和を事実上宣言した格好となりユーロは急落、株価は上昇しています。
週末には中国人民銀行も今年6回目の利下げに踏み切り株価上昇を後押ししています。
今週は30日に日銀金融政策決定会合が予定されており、追加緩和の有無に注目が集まっています。
一応、当日は構えておきますが、ドル円相場が121円台であることや、本田内閣官房参与の発言などから今回の追加緩和は見送られそうな雰囲気です。
日銀は12月会合が18日となっており、年末が近すぎることで12/18に大きな政策変更を実施するのは企業の大変さを考えるとやりにくいタイミングです。
日銀は11月か来年1月が追加緩和に踏み切りやすいタイミングと考えておきます。
いずれにしても日銀が追加緩和となれば、政策を小出しにしてこない事を前提にドル円を短期で買う方針です。