本日は、日本時間午後9時30分にECBの金融政策決定、午後10時30分に1月のフィラデルフィア連銀景況指数(予想-3.2)と週次の米新規失業保険申請件数(予想27.8万件)の発表が予定されています。

尚、午後10時30分からドラギECB総裁記者会見があります。

EUR/USDの月足を見てみると、月足のロウソク足と25カ月移動平均線との関わり合いが大事なように思われます。

つまり、両者の乖離が大きくなると月足のロウソク足は足踏み状態になるものと思われます。

そして、また適度な乖離幅まで接近してくるとトレンド相場が再開するものと思われます。

具体的に申し上げますと、2014年8月に月足のロウソク足は25カ月を下に割り込み、その後下落を続け、やっと2015年3月にとりあえず安値をつけ、その後は横ばい相場を続け現在に至っています。

今の段階での乖離幅は、もちろんピーク時よりも狭まっていますが、しかし、もっと乖離幅が縮小しなければ身動きはできないように思われます。

それまで、まだ半年ぐらいは少なくともかかるのかもしれないと現在考えています。

つまり、大相場であればあるほど一気にエネルギーの放出がなされ、その充電により長い時間を要するということではないかと思われます。

実は、ドルの総合的な強弱を示すドル・インデックスを見ても同じようなことが言え、やはりドルが高値圏でまだレンジ相場を続ける可能性は高いと思われます。

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