本日は特に米経済指標の発表は予定されていません。1時間足あるいは日足で見ますと、ドル/円もクロス円もEUR/USDもAUD/USDも、皆右肩上がりになっています。

つまりは1月相場で売り込まれたものは、月末を前に買い戻されているという、言ってみれば月次の損益確定処理に過ぎないと言えます。しかしこの1カ月の間に、随分とマーケットセンチメント(マーケット心理)も変わったと思います。

ただし、1月相場は欧米勢の新年度入りして、前倒しで儲けようとする、スタートダッシュを掛ける相場だとメルマガでは昨年末に申し上げました。

彼らはすでに下げたところ買い戻し、そして後から参入してきたマーケット参加者が、下げに乗ろうとして、戻りで売って未だにショートになっていることで、右肩上がりの相場つきになっているのだと思います。

こうしたパターンが延々と続くこともありますが、結局はどこかで、ファイナルラリー(急騰)があって、ショートが一掃されて、高止まりとなるのが一般的です。

各通貨の分析および具体的なターゲットはメールマガジン「FXマーケットフォーカスト」にて。