本日は、日本時間午後9時30分に週次の米新規失業保険申請件数(予想27.0万件)、午後11時に5月の米景気先行指数(予想0.1%)、並びに5月の米新築住宅販売件数(予想56.0万件)の発表が予定されています。

投票間際まで、思わせぶりに相場は動いています。

なんで、この期に及んで、まだ、揉み合うのかと言えば、やはり「儲け損なう恐怖」が心の中にあるからだと思います。

「儲け損なう恐怖」は、その字の通りで、儲け損ねることへの恐怖であり、ある意味、「損する恐怖」よりタチが悪いと言えます。

「損する恐怖」であれば、ロスカットで、損失を食い止めることが出来ますが、「儲け損なう恐怖」となると、儲けへの期待が大き過ぎて、やめることができないままにトレードを繰り返し、蟻地獄にはまってしまったようになります。

どうしてそんな心理状態になるかと言えば、あたかも相場はこれ一回限りしかないと思うからおかしくなるのであって、相場はこれ一回限りではないと思えば、どうということはありません。

今回の英国民投票にしても、この投票による相場はこれ一回限りだと思うことが、焦りに変わっているように思います。

それよりも、イチローのように、どんな環境でも、ただ淡々と打ち続ける(トレードし続ける)方が、良い結果を残すのではないかと思われます。

気持ちの持ちようで、収益も違ってきますので、ここは欲をかかず、結果がハッキリしてから、淡々とやることが大切だと思います。

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