【21年9月15日】今月から「GLAFX—すぐ目の前の売買チャンス」というメルマガを担当することになりました。石井千晶と申します。よろしくお願いします。

さて、私のメルマガはその日その日の具体的な売買を、簡潔に配信することをモットーとするつもりなので、ちょっと素っ気ない不愛想な内容なってしまうかも知れません。というか、たぶんそうなります(笑)

そこでこのコラムで、目の前の売買とちょっと離れて、しかしFXに関連する私自身のこととか、相場に関連した色々な題材を取り上げて、発信していきたいと思います。

その第1回目として、今回は、「押し目買い、戻り売り」「よく押し目を丁寧に拾いたい、とか、戻りは売りで対処したい、とか言うけど、それってどういうこと? 実際どこで買って、どこで売ればいいの?」ということについて、ちょっと書いていきたいと思います。

押し目買い戻り売り、は、私もずいぶんとたくさん使ってきた言葉です。要は上げのトレンドチャネルに相場がある時、そのチャネルの下限やサポートレベルで買う。あるいは下降チャネルの上限やレジスタンスレベルに相場がきた時には売る、という意味なのですが、下落相場でひたすらナンピン買いしたり、上昇相場で売りあがっていたりしたらえらいことになります。

ところでこの上げ相場下げ相場も、どれだけの期間で見るかによって、見方が変わってきてしまいます。例えば日足では上昇トレンドでも、それより長い週足以上のレベルでは下降トレンドの中にいて、日足の上昇は長期の下降トレンドの調整にすぎないということもよくあります。 結局、伝える側聞く側はそれぞれ、相場ひとつひとつについて統一した環境認識を持って、その上で押し目買いと戻り売りについて考えなければなりません。

話は変わって、例えば、私が自分のメルマガで、ドル円の戻り売りや押し目買いを推奨したとします。昨晩ドル円は比較的値幅がでましたが、その前の5日間の1日の平均値幅は40銭程度でした。そんな相場環境で、110円の時に111円近辺では戻り売りしたい、とか109円割れでは買い増したい、とか推奨したとしたら、その考え方に同調することはできても、実際には何もトレードできないですよね。こんなメルマガじや、誰も読みたくありません。

そこで私の挑戦なのですが、私は自分のメルマガの中で、押し目買いや戻り売りを推奨するのであれば、具体的なエントリーレベルを述べる。しかもいつになるか遠い先のものではなく、配信から翌朝のNY市場の引けまでにエントリーできて、利食いも終了できる推奨をする。とても難しいことですが、この目標を目指してメルマガを配信していきたいと思います。

でも、相場というのは勝つこともあれば負けることもあります。そこで次回は、「勝率」「ところで、FXで勝つって、いったい何を持って勝ちって言えるの」ということについて、話を展開させていきたいと思います。 今後ともよろしくお願いします。