【21年11月9日】ちょっとGLAFX読者のみなさん向けに書いておくべきことができたので、臨時のブログを書きます。売買ゾーンのオーダーがすべて約定されて、ロットがFULLの状態でNY Close を迎えたポジションについてですが、昨晩のAUDUSDのように、売りゾーンが0.7400-0.7420で、NY引け間際の実勢レートが0.7425と、ゾーンよりアゲインストの場合、私がこのポジションに持つ感触は非常に悪いです。

もしこれが0.7435あたりであった場合、さらに感じが悪いだけでなく、注意が必要です。証拠金業者によっては、NYが引けて数分間メンテナンス作業があり、日が変わった後のレートのスプレッドを広く提示するところがあります。つまり、東京朝6時50分の実勢レートが0.7435ぐらいであった場合、NYが引けて7時過ぎの最初のスプレッドを、0.7430-40と表示するところがあるのです。これをやられると、0.7440にロスカットを置いている場合、実勢で0.7440がついてもいないのに約定されてしまう可能性があるのです。

このように日付が変わる時間帯に、ロスカットのオーダーが近い場合は、一旦ロスカットのオーダーをキャンセルして、スプレッドが落ち着いた頃に入力し直す必要があると思います。もちろんキャンセルしている間に、実勢レートがもっとアゲインストになってしまうリスクもあります。キャンセルしたくないのであれば、日付が変わってスプレッドが広くなる前に、ロスカットレベルに達していなくても手仕舞ってしまうしかありません。

話は戻って、NY の引け直前で、FULLロットでゾーンよりアゲインストになっているポジションを、私が感触が悪いと思っている最大の理由は、そのゾーンの設定シナリオがまちがっていたか、あるいはゾーンの設定位置があまかった可能性があるからです。なので、そういったポジションがアジアタイムで少しでもフェーバーに動きだし、多少の利益や損得ゼロ、あるいは多少の損失で手仕舞えるなら私は喜んで手仕舞います。

FULLロットのポジションで、利益の方向でゾーンを抜けだしてNY closeを迎えたのであれば、問題はありません。ただし東京15時までという時間制限がありますし、夕方からは新しいエントリーがあるので、それを考慮しながら利確してください。

GLAFXでは性質上、ゾーンをアゲインストに外れたポジションは必ずFULLロットです。アジアタイムに持ち越された、こうしたポジションに対しては、私がネガティブの感覚を持っていることを頭に入れておいてください。ロスカットされるポジションは30pipsですが、必ずFULLポジションです。一方40pipsで利確するポジションは1/3ロットです。ゾーン内のロット配分については、いずれ近いうちにブログで書こうと思っています。

ツイッターでもツイートしましたが、一昨日GLAの戸松さんが、GLAFXについての動画をユーチューブにあげてくれました。その中でこれまでの成績についても解説してくれているので、ご覧になってください。

https://www.youtube.com/watch?v=i_cJigW8RfQ

この中で勝率が72.2%と説明されていますが、これは単純に勝ちエントリーを全体のエントリーで割ったものです。勝ちエントリーには、利確レベルより手前で手仕舞った40pips以下の勝ちも含んでいます。ちょっと勝ちエントリー全体がすべて利確レベルで手仕舞われたと誤解されるおそれがある表現があったようなので、一応ここでおことわりしておきます。