JPYインデックスのじり安は続く。8月半ばからサポートとなっていたラインが、10月31日の日銀金融政策決定会合をきっかけに大きく下抜けした。よく見ていくと、4月以降は日銀会合が開かれるたびに、この動きを狙っているのではないかと思えるほどすべてJPYが売られている。下降レンジ上限に沿うように描かれる緑色のラインは、週足20SMA。このSMAが上値抵抗ラインとなっている模様。

JPYの下落トレンドに乗るとして、果たしてどの通貨ペアのデイトレでトレードしていけるのか。USDJPYで昨日から獲れそうな値幅は、せいぜい35pips程度。

EURJPYで40pips程度か。ただし、途中ディップがあったり、夜中の突然の大幅下落などを避けたりする必要あり。

GBPJPYはあまり大きな押し目を作らずに100pipsほど。優秀と言えるが、やはり夜中の急落は邪魔。

AUDJPYも40pipsの上昇があったが、これはちょっと手が出しにくい。97円が重そうで、簡単に上昇を継続できるように見えない。