昨日発表の米CPIは総合、コアともに予想を下回り、米金利は大幅低下し、USDも大幅下落した。EURUSDとGBPUSD の立ち位置を週足と日足チャートにボリンジャーバンドを加えて見てみる。まずはEURUSD週足チャートから。当面7月中旬につけた1.12台あるいはえんじ色の200週SMAが目標になるだろう。

ボリンジャーバンドにフィボナッチリトレースメントを加えたEURUSD日足チャート。力強い上昇で、押し目は1.0800近辺のえんじ色200SMAがおそらく効いてくる。大きなレジスタンスは1.0950近辺と1.1000近辺。

GBPUSDの週足は、EURUSDよりも迫力に欠ける印象。現在値付近の1.2500はミドルの20SMAと強い水平線がある。その上にも1.31台まで1.2660近辺の水平線に200SMAが待ち受ける。

とは言え、GBPUSD日足はEURUSD日足と同様にこの先楽しみなエクスパンション。200SMAも上抜けして、これを踏み台に1.27台を目指す動きになりそう。