こんにちは。今日は
新聞・ニュースをおさらいしたいと思います。
2008年末に米国ではゼロ金利政策が打たれ、
量的緩和第1弾、2弾、3弾と
大量のドルが世界に流れ込みました。
安いドルを借りてゴムやら金の商品が買われ、
新興国の事業や資産への投資が盛んになりました。
その結果資源価格は急騰。
ゴムや金などの第一次産品が多い新興国では
我先にと言わんばかりに資源開発に乗り出しました。
借り入れコストの安いドルを大量に借りて、投資したのです。
膨大な借金を資金に、鉱山を切り開き、油田を開発していきました。
こうして、資源の供給過剰状態が生み出され、
資源価格が安くなっていったのです。
そして、ついに米国が利上げサイクルに入ったことで、
資金が回収に向かっていきます。
金融緩和時には新興国で莫大な借金が生まれたのd3え
その利払いや返済に耐えられない業者が出てくる、
といった事が懸念されているというわけです。
ただ、これは、米国利上げ観測が始まってからというもの
市場はある程度織り込んできたという見方もあります。
イエレン議長も、新興国に配慮する、としており、
世界的株安となるような利上げスピードとはしない
としています。