こんばんは。
原油価格の下落が続き、4月前半頃から10ドルも下がっています。
原油価格の下落は、株式市場では資源株の下落を招いています。
エネルギー株の多いS&P500指数も週足最高値更新から3週も経っています。
一方、アメリカ人はこれ幸いと、到来したドライブシーズンを楽しんでいるでしょう。
原油価格の下落は物価を押し下げるため、
「景気先行き懸念が広がってきた」と解釈されることもありますが、
雇用環境も良く、個人消費が増えていることが確認されています。
米国経済は7割が個人消費で成り立っているといわれることから、
個人消費の動向を予測する賃金水準が気にされるわけですが、
それが良好な状態であること、また設備投資需要が改善していること、
利上げしても株価は底堅いことからして、
インフレ率の低下は一時的なものになるのではないかと、思います。
もみ合いが続いている日本株ですが、
金融緩和策が継続されて資金は十分であること、
企業業績が上向きであること、雇用環境が良いことなど
こうした環境のなかで
米国の長期金利の低下が一時的なものと判断されれば
(雇用改善や消費の改善など経済指標の向きを見る)
一気に上昇していく可能性が高まっていくかと思います。
小池麻千子
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