本日は日本時間午後9時45分にECBの政策金利決定、午前零時に10月米製造業新規受注(予想0.9%)と11月のISM非製造業景気指数(予想58.1)の発表が予定されています。
尚、午後10時30分頃から、ドラギECB総裁の記者会見が予定されています。
米大手投資銀行ゴールドマンサックスは、本日のECB理事会で大胆な追加緩和を決定し、EUR/USDは1.03に急落すると見ているようです。
パリ同時テロやフォルクスワーゲンの売り上げ低迷などがあり、大幅にユーロ圏経済が冷え込んでいるため、ECBは大胆な追加緩和をせざるをえないのが今のユーロ圏の実情だと思います。
そして、1.03は単なる日中のターゲットであり、より長期には、さらなる下落も視野にいれておかなければならないのが、ユーロ圏の将来だと思います。
1990年代、日本はバブル経済が破裂しそれから20年以上もゼロ金利政策を維持しています。
ユーロ圏も日本と同じようなバブルの崩壊を経験しています。
それは、2008年9月のリーマンショックです。
それから7年、日本のバブル崩壊後に比べればユーロ圏はまだまだ、
調整時間がかかっても仕方がないと思います。
尚、ゴールドマンがこうした大胆予想ができるのもユーロ圏とのコネクションがそれだけ深いということです。
私もニューヨークにいた時、米投資銀行のファンドマネージャーと親しくさせて頂きましたが、欧米間の資金移動など細かく熟知していて舌を巻きましたが、それが米投資銀行なのだと思います。
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