【21年11月26日】今朝、115円台のロングの積み上がりを狙って、米国感謝祭で休場直後の東京早朝に売りを仕掛けた筋がありました。GLAFXにUSDJPYのポジションはありませんでしたが、115円下にストップを置いていたロング勢が多数刈られた可能性があります。

 

上のチャートは今朝の1分足と1時間足ですが、8時ジャストに売りを仕掛けられていることがわかります。売られた材料はその数時間前からでていた、南アフリカでコロナの変異株が見つかったというニュースでしたが、このニュースをばらまきながら売っていった可能性があります。

おそらく115円半ばからの売りが厚いことと、115円以下のストップロスオーダーが多いことを事前に知っていた、用意周到な売りだったと思います。8時ちょうどという時間も気になります。市場が薄くて売りが最も効く時間帯を狙いました。売っていく材料は、とりあえず何でもよかったのだと思います。

11月末や12月末は、海外勢で決算を迎える筋が多く、収益ノルマに達していない筋が無理やり相場を動かして、儲けを狙ってくることがあります。為替相場はとても巨大な市場で、中央銀行でも相場を動かすことが難しいです。なので市場操作が問題視されることは、ほとんどありません。

このようなマーケットでUSDJPYがロングだった場合、近くにロスカットを置く以外自衛手段はありません。結果は受け入れるしかありませんが、年末は特に注意が必要であることを頭に置いておいてください。

次回はこのUSDJPYの115という数字について、EURUSDの1.15も交えて書くつもりです。

先日配信された動画を、多くのかたが見てくださっていて、好意的な感想をいただいています。

ありがとうございます。励みになっています。

「GLAFX 石井千晶」とユーチューブで検索するだけで、動画にたどり着けるようになりました。

戸松さんはじめ、GLAのスタッフにもお礼申し上げます。